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Midsummer Night Dream ~今宵は タップ de Show !~


2015年8月7日(金)LAFFOOと共同開催チャリティコンサート「Midsummer Night Dream」は大盛況の中、無事に終わりました。 チケットは完売で、会場は満席のなか始まった、ステージは情熱的なタップやトークで大盛り上がり。
多方面より「大変感激した!」「生きる力をもらった!」「50代万歳!」「最高でした!」「また是非やってほしい!」 等などたくさんのお声を頂きました。
公演後には、キャストのみなさまが募金箱をもって、チャリティ活動へご協力! ご参加をいただいたお客様を始め、協力企業のみなさま、出演者、舞台スタッフ各事務所様、みなさまのお力をお借りし本チャリティコンサートが終了しましたことを、 心から感謝申しあげます。

PHOTO: ヒダキトモコ
◆スタッフ◆
構成・演出:本間憲一、演出助手:松本和宜、音楽監督:崎久保よしひろ、舞台監督:谷肇
音響:塚原康裕、照明:菅勝浩  
◆制作協力◆
オフィス・トゥーワン / 銀座博品館 / プランニングクレア/ ㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシー / ブルーミング エージェンシー / ケイファクトリー / スタジオアマデウス / GEO OCTOPUS / KISS Planning
◆Special Thanks◆
ONDEN・原宿 / カーコンビニ倶楽部 / ギャラリーカフェパルス / ㈲ケイ・コーポレーション / ㈱サード プレイス / Sun Smile / スイミーLLP / ㈱善興社 / 保険のコンサルタンツ㈱ティー・アイ・シー / 人形町今半 / フロンティア・マネジメント㈱ / 一般社団法人 ほめ育協会 / 劇団ひまわり / ㈱マー フィード / 友栄塗装㈱ / ブリリアントバレエスタジオ / 八雲学園中学校高等学校glee部 / 山野美容専門学校

収支報告

     
収 入
チケット販売・募金¥2,756,855
<寄付>
㈱ティー・アイ・シー様
藤本いつ子 様


¥50,000
¥50,000
合 計¥2,856,855
支 出
キャスト・スタッフ諸経費(交通費含む)¥2,131,029
ネパール パンチャ・イサカ小学校へ寄付¥300,000
Laffoo・基金活動費¥425,826
合 計¥2,856,855

舞台『五右衛門烈風伝』~百万両の金魚~ 募金箱設置


2015年7月15日 ~20日、夏の暑さを吹き飛ばす痛快な舞台『五右衛門烈風伝』~百万両の金魚~が 舞台上演中での募金活動と会場での募金箱を設置のご協力をいただきました。

リアスリーグ2014 決勝戦


2014年12月6日(土)、千葉ロッテマリーンズ本拠地「QVCマリンフィールド」において、「リアスリーグ」が行われました。 児童夢基金は、グランドを失った東北沿岸被災地の野球少年たちの夢に大きなエールを届けるプロジェクトとして、始球式や吹奏楽団の手配など大きなスタジアムを暖かい声援で包むためのサポートを行いました。 東北沿岸被災地49チームから勝ち上がってきた2チーム「平内ベアーズ」「末崎スポ少」が、いよいよ憧れのグランドで対決!
快晴の中、リアスリーグ決勝戦が幕張のQVCマリンフィールドにて開催されました。 前日子どもたちを乗せたバスは岩手を出発し、早朝に到着。
エントリーした49チームが目指したマリンフィールド。 圧巻の広さです。 開始前からスタジアム内には子どもたちの元気な声が響いていました。 緑のグランドでウォーミングアップする子どもたち。 憧れの地でのびのびとプレーができる喜びで、長距離移動の疲れも見せず楽しそうです。

開会式は吹奏楽部の演奏から始まり、今回の快く子どもたちへのエールを贈るプロジェクトに賛同いただいたスペシャルゲストが続々登場。 国歌斉唱はBro.KORN(ブラザー・コーン)さんの力強い歌声が響きます。 心地よい緊張感の中、いよいよ始球式。

児童夢基金がお願いし、スペシャルゲストとして登場されたのはTV、映画で活躍されている俳優・佐藤隆太さん。 ご自身も高校球児で甲子園を目指されていたとのことで、始球式を引き受けて下さいました。
子どもたちにも笑顔がこぼれ、みんなで元気に写真撮影。

吹奏楽部のみなさんも、「平内ベアーズ」「末崎スポ少」各チームのコールや子どもたちの名前を覚えて一緒に参加してくれました。 勿論、ベンチ内の子どもたちも身を乗り出して応援です。
感謝の気持ちを込めて、道具もきれいに並べている子どもたちの姿がとても清々しく見えました。 ・・・みんなの思いはひとつです。
7回表きっとマリンフィールドにいた全員が平内ベアーズに1点を!と祈っていたことでしょう。思いが一つになりその1点が入りました!やったね!ベアーズ! 結果はこのまま末崎野球スポーツ少年団が優勝!!
ここまでみんなで力を合わせて来られたこと、そして最高の結果を残せたこと、喜びがあふれています。
試合終了後の平内ベアーズベンチ。 監督のお話を真剣に聞く選手たち。 六年生は悔しさもいっぱい。でもきっとこの経験はこれからの成長の大きな力になるはず。 低学年の選手たちはこの日の思いを胸に、来年はまたひとつ大きくなってリーグ戦に臨んでくれることでしょう。

閉会式は、壮大な市立船橋吹奏楽部の演奏から始まりました。

優勝旗贈呈Bro.KORNさん、優勝トロフィー贈呈、佐藤隆太さん、リアスリーグを主催しているColors of Life ~いのちの彩(いろ)~ project代表 山田 康生さん

児童夢基金代表・高岡がRawlings(ローリングス)のタオルマフラーのプレゼンターとして登場。選手全員に贈呈 。
終了後、JIDグループさんから、吹奏楽部の皆さん、選手、応援のご父兄に温かいカレーが振る舞われました。 寒い中、素晴らしいプレーや演奏をありがとう!

大船渡第一中学校に楽器を寄贈


2014年11月9日(日)~10日(月) 大船渡を訪問し、
大船渡第一中学校に楽器を寄贈いたしました。

「何年もの間、使われることのなかった楽器を寄贈したい」その一言から動き出したプロジェクト。 津波で愛用の楽器が流されてしまった人、仮設住宅内で発足したグループや学校の吹奏楽部などのために、早朝東京を出発した協賛企業の2台のワゴン車が日の暮れかけた頃、大船渡第一中学校に到着しました。
移動中に車内で傷が付かないよう丁寧に梱包された楽器がみんなの手で運ばれます。日が暮れた音楽室にて運び込み完了の記念撮影。 廃部になった楽団や個人から現在使われていない金管楽器、打楽器などを集め、子どもたちに寄贈し、その楽器で再び音楽を奏でてもらおうという試みの「大船渡 楽器を届けようプロジェクト」は、リアスリーグなどの子供たちの支援を続けている「がんばらんばたい(隊)」を通じ、同市で楽器の修理等のボランティア活動を続けている葛西大志朗さんの協力で実現しました。

翌朝、第一中学校校長室にて大船渡市長、大船渡市教育委員長、第一中学校副校長にご出席いただき、東海新報社の取材も入る中、楽器贈呈式が行われました。 「高価な楽器をありがとうございます。 大切に使っていきます。」と満面の笑顔で話してくれました。

貴重な楽器を送り出して下さった方々ありがとうございました。 楽器も新たな場所で新たなハーモニーを奏でてくれると思います。 そしてこのプロジェクトにご尽力くださいました皆様に感謝申し上げます。 

「リアスリーグ準々決勝視察」


2014年11月9日(日)~10日(月) 大船渡を訪問し、リアスリーグ決勝戦を応援しました。

大船渡野球スポーツ少年クラブvs猪川野球クラブ 26チームからなる南ブロック、2勝して勝ち上がって来た準々決勝です。 応援にも熱が入ります。選手、監督、応援部隊、そして日々の練習を支えて下さるご両親の団結力を感じます。

盛川沿いの応援リーダーのコールに合わせて大声援が響きます。 勝ち進んでマリンフィールドに行く!その強い気持ちが伝わってきます。

結果は猪川野球クラブが勝利しましたが、 勝者も敗者も子どもたちの目には涙が光り、その一所懸命な姿に我々も感動しました。 勝者、猪川野球クラブの子どもたちの通う猪川小学校。 未だ校庭には仮設住宅が建ち並び、使用することができません。 ご両親の車で河川敷の野球場に連れて行ってもらい、車のヘッドライトを頼りに日々練習を重ねています。

オータムトワイライト ハーモニー ~魅惑の旋律にいざなわれて~


2014年10月23日、ミュージカル俳優 鈴木綜馬氏とロシアの歌姫エカテリーナ
注目の二人によるチャリティコンサートを協賛しました。

◆ 鈴木綜馬 ◆
1998年まで劇団四季に在籍、「オペラ座の怪人」「美女と野獣」「ウエストサイド物語」などに出演。 退団後も舞台を中心に、ハイバリトンからテノールの音域を誇る豊かな歌声で観客を魅了している。 CD「クッキー」好評発売中。
◆ エカテリーナ ◆
ロシア・チタ出身。ソ連各地の様々な音楽コンテストに出場し、数々の賞を受賞。1995年に来日以降、日本国内での音楽活動をメインに活躍している。 NHKみんなのうた「古いお城のものがたり」の美しい歌声が話題に。

Yumefund Festival VOL.3 サイエンスシンフォニー「宇宙のかけらの私」


2014年9月20日に行われた「Yumefund Festival Vol.3」。 今回は、宇宙物理学者の佐治晴夫先生をお迎えして、身近な話題から宇宙を感じられるトークやパイプオルガン、ピアノ演奏、ラネタリウム上映・・・と お子様から大人まで楽しめる盛りだくさんの内容でお届けしました。参加者は150名を超え大盛況!
みなさまたくさんのご参加、誠にありがとうございました。当日の様子をレポート致します。

私たちは、星のかけらで、地球という母から生まれた家族。
ないものはあるものに触れている・・・などなど
「いまさら」の「さ」を「か」に変えてみてください何事も「いまから」です。
・・・そのお話は、私たちの日常に近くにあるのにいつもは見えていない真理でした。

その規則正しく包み込むような旋律につつまれたチャペルは
まさに大いなる宇宙そのものに感じられました。

月周回衛星「かぐや」の最後、月面に墜落する前に
母なる地球を振り返って撮った最後の画像を、美しい調べにのせて上映。
遠い宇宙に想いを馳せて、心がほわっと熱くなる
素敵な時間を過ごすことができました。


最後には参加者のみなさんと、12月6日に行われるリアスリーグ決勝戦に
出場する 東北沿岸部の野球少年たちへの応援メッセージを撮影しました
佐治先生のモットー「どんなときでも希望をもつことが大事」
という想いをみんなで元気いっぱいメッセージしました。

ご参加いただいたみなさま、玉川大学学生スタッフをはじめ
ご協力いただきましたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
これからも 児童夢基金の活動をどうぞよろしくおねがい致します。

「自由が丘」チャリティフリーマーケット


 2014年5月3日(日)開催の自由が丘にて児童夢基金のチャリティフリーマーケットをさせていただきました。 ゴールデンウィークということもあって賑わいも盛況!たくさんの参加、ご協力、誠にありがとうございました。

◆収入の部(売上/募金)
3/29.30 5/3合計
223,263円87,650円310,913円

◆収出の部
項目金額
出店料 10,000円
交通費 6,048円
18,056円
仕入 110,364円
消耗品
(ラベル、画用紙、養生テープ、テープ)
4,099円

◆残高
収入310,913円
支出148,567円
残高162,346円

「丸山祭り」バザー募金活動


 2014年3月29日(土)30日(日)開催の丸山幼稚園のお祭りにて児童夢基金のバザー、募金活動をさせていただきました。 当日は、お子様からお年寄りまでたくさんの参加、ご協力、誠にありがとうございました。

◆収入の部(売上/募金)
3/29.30 5/3合計
223,263円87,650円310,913円

◆収入の部
項目金額
出店料 10,000円
交通費 6,048円
18,056円
仕入 110,364円
消耗品
(ラベル、画用紙、養生テープ、テープ)
4,099円

◆残高
収入310,913円
支出148,567円
残高162,346円

「クリスマスDISCOクルーズ」募金報告


 2013年12月7日(土)開催のサンスマイル企画による「クリスマスDISCOクルーズ」にて児童夢基金の募金活動をさせていただきました。 当日は、総勢120名の参加で大盛り上がり!壮大な船上のパーティが開催されました。 イベント収益金より募金にご協力いただきましたことをご報告させていただきます。 みなさまご参加ご協力、誠にありがとうございました。

グッツ販売
募金活動
サンスマイル
イベント
募金額
ウェルカム
ドリンク代
合 計
14,803円65,000円6,080円85,883円

Yumefund Festival VOL.2 オペラ de パラダイス」~つなげよう、私たちの想い~


2013年5月11日に児童夢基金チャリティコンサートが行われました。
第二部の懇親パーティも含め、入場者数は248名の大盛況!
美しい歌声と、パイプオルガンの音色に見も心もすっかりと癒され、オペラに楽しく触れることができました。
総額は、目標を上回る 1,039,446円となり、これより必要経費を差し引いた金額を 震災遺児の活動を支援してゆく資金とさせていただきますことをご報告させて いただきます。
みなさまたくさんのご参加、誠にありがとうございました。当日の様子をレポートいたします。

感動のコンサートの後は懇親会が開かれました・・・

◆◆◆第二部 懇親パーティ:ケヤキdeパラダイス◆◆◆

◆スペシャルサンクス

Henri Charpentier /UTOWA/UCHINO/うどんや風一夜薬本舗/小倉薫(もぐらの寺子屋)/ 懐食みちば/柿安本店/カ―コンビニ倶楽部/カトリーヌ・石本/ゴリラソース㈱/銀座スエヒロ/ サッポロビール/㈲自由が丘升本/㈱ティー・アイ・シー/多賀正子/玉ひで/つばめグリル/南国酒家/ 日能研/人形町今半/PaPas/㈱林屋/BM/鮒忠/明治座 ほか


ご協力いただきましたみなさま、ご参加いただいたみなさま
ほんとうにありがとうございました。
これからも 児童夢基金の活動をどうぞよろしくおねがいいたします。

yumefund festival VOL.2 会計報告

<収入>
①チケット
大人 3500円×143名
小人 2000円×6名 
500,500
12,000
②懇親会 2500円×72名180000
③オークション3点6000
④販売

ソース、ビーフシチュー、

手作り味噌、他

233160
⑤募金缶バッチ、チケット募金、他107786
合計1,039,446

<支出>
①仕入高
オペラdeパラダイス飲食代(70名)
かりんとう
スナック菓子(コストコ)
手作りみそ
今半たれ、ビーフシチュー
ペンダント
バスソルト、デュフューザー
サッカーボール2個
クッキー材料
生姜飴・生姜湯
小計①
140,000
7,500
7,800
4,151
25,800
6,500
10,000
3,780
7,952
3,000
216,483
②消耗品
封筒・袋
ゲスト飲料
ピアノ調律
ビンゴカード
コピー用紙・封筒他
小計②
6,150
400
704
24,150
210
3,376
34,990
③事務費
コピー
印刷
小計③
360
300
660
④旅費交通費
ゲスト交通費
スタッフ交通費
小計④
60,000
69,350
129,350
⑤通信費
送料
郵送料
電話代
小計⑤
4,590
2,680
1,000
8,270
⑥広告宣伝費チラシ
小計⑥
4200
4200
⑦会議費
ゲストお弁当代(10個)
会議(顔合わせ、打ち合わせ)
小計⑦
5,000
58,000
63,000
合計456,953

収入 1,039,446
支出 456,953
イベント収益 582,493

岩手県陸前高田市立気仙小学校へ卒業アルバムを寄贈


復元された卒業アルバムを受け取った方々の、喜びの画像が届きましたので、 ご報告申し上げます。

津波で全てを流されてしまった、陸前高田の気仙中学。 やっと思い出がかえってきました。 新たに刷り上がった、卒業アルバムが届くと、 卒業生たちが受け取りに集まってきました。 部活や、学校行事で忙しい子ども達に代わって お父さん、お母さんたちも駆けつけました。
アルバムを抱きしめる子どもたち。 嬉しそうに、そしてちょっとてれくさそうに・・・・ 友達との思い出がよみがえります。 学校での楽しかった三年間。再び目にすることができました。

でも、もしかすると 子どもたち以上に嬉しい、お父さんやお母さん。 記憶には、しっかり刻んであるけれど、 脳裏にも焼き付けてはあるけれど、 やっぱり残しておきたいわが子の記録。 みんな流されてしまったから、本当に本当に貴重な成長記録です。
「ああ、そんな事があった・・・」「あのときはこうだった・・・」 アルバムをめくるたびに、 様々な思い出がよみがえってきます。 ご父兄の想い出話も尽きません。 ・・・・そんな光景を、評議委員の小笠原ちとせさんが写真に撮って 送ってくださいました。

ご支援くださった、多くの皆様のお気持ちが 子ども達や被災地の方々に届いた事を、 改めて実感することができました。
私たちも、お気持ちの橋渡しをすることができて、 本当に良かったと再確認できる瞬間です。

これからも、みなさんの思いを確実に被災地の方々に届けるために・・・
子ども達の、今と未来に少しでも力になれるように。
被災地の声を、ご支援くださる皆様にきちんとお届けできるように。
委員一同頑張っていきたいと思っています。 今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
ひきつづきご一緒に、 被災地の子ども達を支える力になっていただけたらと思います。

川平慈英さん主演公演「JAY’S BOX」で募金活動


2012年10月27日、28日開催の「JAY’S BOX」 会場にて「オリジナル缶バッジ」の販売で 児童夢基金の募金活動を行わせていただくことができました。
歌あり、ダンスありのスペシャルエンターテイメントは小学生から大人まで楽しめる内容で大成功。公演当日は、会場にて「オリジナル缶バッジ」の販売で 児童夢基金の募金活動を行わせていただくことができました。たくさんのみなさんご協力ありがとうございました。 たくさんのみなさんご協力ありがとうございました。


~ 概 要 ~
◆日 時◆
2012年10月27日(土)14:00 / 18:00
2012年10月28日(日)13:00
(開場は開演の30分前)
◆料 金◆
お一人様 6,600円(全席自由)
※未就学児は入場不可となっております。
◆場 所◆
東京都渋谷区渋谷1-3-3 SIA 青山ビルディング B1
『DDD AOYAMA CROSS THEATER』

「自由が丘女神まつり2012」


2012年10月7日(日)~10月8日(祝)「自由が丘 女神まつり」のフリーマーケットに出店。 先月13日の委員会では、予想もしていなかったイベント参加を一週間で具体化し、スピード開催となりました。
 速効の準備、そして団結力をパワー、皆様のフットワークとご尽力に支えられ、今回のイベントも素晴らしい結果となり、基金の収益を上げることができました。


 
日 程物品売上募金額小 計
1日目¥122,720¥19,452¥142,172
2日目¥161,680¥13,646¥175,326
合 計¥284,400¥33,098¥317,498
協 賛(50音順)
ゴリラソース株式会社様、自由が丘升本様、人形町今半様

◆1日目:10月7日(日)
[参加スタッフ] 高岡・青柳・高橋・藤井・岡野・橋本・武田・大久保
10:00あいにくの雨模様の中、スタッフ集合。 ブースの場所は好条件で、この天候にもかかわらず、けっこうな人通りです。 たくさんのみなさんにご協力いただいた大量の商品や備品を守るのに、 支柱を立てられない悪条件の中、総出でターフを張るも、 強くなる雨足に、テントの屋根にみるみる水がたまっていきます・・・。 商品のつまった段ボールが大変な事になる前にと、副事務局長 が大型ビニールを調達しに走りました。
商品を並べるのはおろか、ただひたすらターフを支えながら呆然とする中、 救世主が・・・! 自由ヶ丘升本様がテントを貸してくださりこれでひと安心。 スタッフ家族の男性陣の協力でテントの設営も終了し、商品の陳列がはじまりました。 まだ並べきっていないうちに、 青柳統括の道行く人が振り返る呼び込みが~!!!(うわ~間に合わないっ) 雨天で、軒を並べる店が少ない中、 どんどんお客様が集まっていらっしゃいました

[雨の中のスタートにもたくさんの人]

[子どもたちのパワーは偉大です]
[雨があがってさらにたくさんの人出]

子どもたちもの募金部隊も出動です。 町を練り歩いたり、駅で声をかけたり小さな体で大活躍! 昼頃には雨もあがり、日も射すようになってきました。 ピザやワインの差し入れもいただきました、ありがとうございます。 忙しくてブースを離れられないので、本当に有難いです。 用事を早く切り上げて助っ人に来てくれてスタッフも増員してますますパワーアップ。

予想以上の人出で、自由ヶ丘の町は、人であふれかえっています。 掘り出しものがいっぱいの児童夢基金ブースも大賑わい。
今回初登場の、児童夢基金オリジナル缶バッジの売れ行きも好調です! 台紙がポストカードにもなる優れもののこのバッジは、今後もいろいろなイベントにチャリティグッズとして登場しますのでみなさんどうぞよろしくおねがいいたします。

あっという間に日も暮れて、薄暗くなってきました。
自由ヶ丘の町はまだ活気に満ち溢れていますが、 明日に備えて児童夢基金ブースは撤収の準備にはいります。 商品や、備品は、自由が丘升本様のご厚意で、お持ちのビルの一角に預かってくださいました。 またしてもありがとうございます。 明日の目玉商品を探さなくては・・・・と、気がかりですが、 そこは、強力なスタッフ陣、きっと明日には明日の風が吹く。

[おもちゃやブランド子供服が大人気!]

◆2日目:10月8日(月・祝)

[初登場!児童夢基金オリジナル缶バッジ]

[参加スタッフ] 高岡・青柳・藤井・岡本・星野・秋元・武田

担当スタッフに加えて、今日も強力なサポートメンバーが応援にかけつけてくださいました。 昨日、目玉商品がだいぶ売れてしまって心配していたのですが、本日担当スタッフの持ち寄りにより新たな商品が投入! 心配事も瞬く間に解消されました。さすがの団結力で、ビーズアクセサリーなども加わり二日目新装開店です。

ゴリラソースの中村様からも、商品をたくさんご寄附いただきましたので、 店頭に並べていきます。 面白いネーミングで、呼び込みに大いに貢献してくださいました。基金の定番、今半さんの商品と一緒に華やかにラインアップ。
スタッフのよく通る声も、自由ヶ丘の人波に掻き消されることなく響いておりました。 思わず人びとが足をとめる掛け声・・・ 大学時代に鍛えた発声特訓が、20年余の歳月を経てもメンバーの中に生き続けています。

[さらなる素敵な商品がたくさん]
[2日目もたくさんの人出]

・・・そんなたくさんの感動の中、秋の日も傾いてきて、そろそろイベントも終了時間が近づいてきました。 委員長の掛け声で、楽しかった、まるで文化祭のような2日間も終わろうとしています。 お借りしたテントをたたんで、後片付けをしていると、 今度は、協力メンバー川平慈英さんが登場。 もう、ほとんど片付け終わっておりましたが、 噂の「児童夢基金缶バッジ」はしっかりゲットしてくださいました。
次回イベント「J’s BOX」でも、児童夢基金の募金活動が行われます。 こちらも俄然楽しみになってきました!

[たくさんの基金を集めることができました]

これで、思い残すことなく撤収・・・・
くたくたになりながらも、何度も駐車場までの遠い道のりを往復し荷物を積み込んでいただき、最後はごみの始末まで・・・ 両日担当スタッフ青柳家・武田家のみなさま大変お世話になりました。

万障繰り合わせて参加してくださった皆様 たくさんの物品を集めてくださった方々 ご家族やご友人に協力を要請してくださったり、 サポートしてくださる方に声をかけてくださった方。 夢基金に賛同してくださって、ご協力いただいた自由ヶ丘の皆様 協賛して、商品をご提供くださった関係企業の方々 本当にありがとうございました。

[活動レポート:岡野麻子(書記)]

◆みなさまからの情報おまちしてます◆

児童夢基金では、今後もこのようなイベントに積極的に参加していきたいと考えております。 フリーマーケットや地域イベントなどの情報がありましたら、ぜひ事務局までお知らせください。 どうぞよろしくおねがいいたします。

「陸前高田・大船渡・気仙沼」視察


2012年9月1日に行った陸前高田・大船渡・気仙沼視察の様子をレポートいたします。


2012年9月1日

【参加委員】高岡・青柳・高橋・藤井・岡本・草谷・佃・岡野・若松(以上9名)

【迎えてくださった現地の方々】小笠原ちとせ(小学校教諭)さん、ご主人 明寛さん(中学校教諭)、ご子息 小笠原史晃くん(大学生)、気仙成田山の小林さん、仮設住宅の芳野さん、写真館の尾形さん


09:50 新幹線にて 

一ノ関 駅に到着、レンタカーで陸前高田に向けて出発!

11:00 竹駒駅

大船渡線の震災前は竹駒駅があった場所にて、小笠原ちとせさん・史晃くん、芳野さんと合流。 震災前の写真を交えながら説明いただく。
駅舎は跡形もなく、線路の姿もないホームには、雑草もはびこって… 転々と残る白線だけが、かつてここがホームであった事を物語っていました。

[ホームから海の方向を眺めると…、ここを津波が押し寄せてきました]


光景の悲しさとはうらはらに、駅前には仮設の店舗が数件並び陸前高田の人々の、復興への力強さも感じました。


16:00 気仙成田山 金剛寺

流されてしまった鉄橋の残骸が痛々しい気仙川を渡り「気仙成田山 金剛寺」へ。 不動堂は、急な石段を登る高台にあるため、たくさんの人がここに避難。 この町のみなさんは眼下に広がる瓦礫の中、50日間もこのお寺に生活していました。 本堂はすべて流され、今は「成田の湯」の看板が掲げられる休憩所になっています。 ドラム缶にお湯を沸かして、入浴できるように整えられた所であったことがしのばれます。

[当時は寒さの中での避難生活]

振り返ると、何もなくなってしまった平らな土地の遠くに、高田松原の名残が見えていました。 この階段のすぐ下まで津波が押し寄せるなどとどうしたら予想できたでしょうか・・・? 町を見下ろす境内の木漏れ日の中で、 お寺のご住職の奥様であり、アルバムを受け取られた子ども達のお母様である小林さんに、 当時のお話を伺いました。

震災に襲われたのは、中学三年の生徒たちに卒業アルバムが渡る二日前でした。すでに中学校におさめられていたアルバムは、 子どもたちの目にふれることなく流されてしまいました。 小学校の卒業アルバムは、すでに子どもたちの家に持ち帰られていましたが、 一帯に500軒ほどあった家も、たった一軒を残して全て流されてしまいました・・・。
「児童夢基金の支援は、ほんとうにありがたいことでした・・・」と語る小林さん。
気仙中学・気仙小学校の生徒たちは一人も欠けることなく卒業することができ、復元できたアルバムは親にとっても心の支えになっているそうです。

[震災前の写真と比べる不動堂からの眺め]

美しい城下町の形を残す家並も、樹齢数百年を誇る由緒ある綺麗なしだれ桜も名勝の高田松原も、すべて波にのまれてしまいました。 高田松原は江戸時代の豪商・菅野氏が私財をなげうって6000本余りの松を植樹したもの。その後、時をかけて7万本のもなった松林は美しい防潮林となり、 全国に聞こえる白砂青松の名勝となっていました。
今はその面影もなく、「奇跡の一本松」だけが立っています。 松原の木々になぎたおされていく我が家を見た方にとっては辛い想い出とも・・・・・ 一部の人には心の支えの一本松も、別の方には痛みの象徴。。。。人々の思いは複雑だそうです。
しかし、震災があった時期が春先でよかった・・・ 津波が来た時間が、昼間でよかった・・・・ 時期によっては、もっと悲惨な状況にもなり得、より多くの犠牲者が出ていたに違いない。 昨年の今頃は、大量の大きなハエが飛び回っていたけれど、 一年を経た今は、そんなこともなくなったそうです。
復元されたアルバムや、資料をたくさんご用意いただき、丁寧に心のこもったお話をしてくださいました。

[不動堂から望遠で撮った、気仙中学校]

高校教諭の明寛さんにも当時のお話を伺いました。
・・・地震から10分。河口付近は広く水をたたえている川の水が一気に引き、気仙川の川底が見えた。 いったんはいつもの低い避難場所へ逃げたが、これは尋常ではない・・・と気づいた有識者の誘導で 小学校のある高台まで、みんなで逃げた。
津波が来るとわかっていても、お年寄りなど周囲に説得されても逃げない人も…。 波の威力や時間との闘いの中「手をはなして逃げろー!」という言葉に、一緒に逃げていた人をおいてきてしまった人々。命は助かったけれど、心には大きな傷を負っている人もたくさん。 本人の思い、周囲の思い。日常生活の中に、抱えている思いは計り知れない。
波にのまれても、瓦礫にぶつからなかったら、助かった人も多かった。ひとの運命は様々。 日常では、海が見えない場所にも津波が来る。
松原さえも見えないし、 はるかかなたに海辺の高い建物がやっと見えるだけ・・という立地にある竹駒駅周辺の人々は、警報が出ても誰も逃げなかった。
地震の片づけをしていた人びとは、津波に気づく間もなく流された。
50㎝の津波でも、養殖にたずさわる漁業関係者には壊滅的。今回の津波は10メートルを超えてきた。

【地震の教訓】
電気はまちがいなく止まる。電車は緊急停止がかかる。
今では、車にはいつもガソリンを満タンにしている。
外出時は常にラジオと食べ物を持っている。
缶詰・米・水・固形燃料・・・。桃缶は、中を食べたら外は鍋になる。
固形燃料3個ででごはん一合が焚ける

[それぞれの体験、それぞれの想い]

不動堂前にはボードにみなさんの想いが綴られていました。 小笠原ご夫妻も、ご家族の中でもまだ語り合っていない、当時の話を私たちに伝えてくださったとのこと。 震災の話をお互いの口から聞けたこと・・・それを「聞けて良かった」と思ってくださったこと。 それも「今、私たちにできること」の一つだったかもしれません。

[たくさんのお話をありがとうございました]



13:20 幸福の黄色いハンカチ

菅野さんという方が、流れ着いた廃材を組んで「幸せが戻ってくるように」と自宅跡に黄色いハンカチを掲げたことを耳にした山田監督が訪問し、メッセージを手渡したそうです。
その後、丸太で塔もたてられ、 現在ではたくさんの黄色いハンカチが大漁旗とともにはためいていました。この秋、震災後の時代背景で映画作品がドラマ化されるそうです。
(脚本・監修は山田洋二 / 主演は阿部寛)

[可憐なコスモスの花がゆれていました]



13:30 大船渡へ

昨年の視察で訪問した気仙小学校を車窓より見学。瓦礫はだいぶ少なくなっていましたが、その後積み上げられていた車が炎上し体育館まで火が及んだため、現在は校内立ち入り禁止。
海沿いへ出ると、車窓には野球場「オーシャンビュースタジアム」の状況が…。 巨額の投じた野球場は、落成式をして一週間ほどで津波の被害にあいました。まだ水浸しの部分もあり、満潮時には危険な状態にもなるそうです。 一度も試合の歓声を聞くことがなかった照明塔が、役目を果たせない中、すっくと立ち続ける姿が痛々しいです。
移動途中、高台を走る車窓から美しいリアス式海岸を見下ろすと 静かな青い海が広がっているのが見えました。 湾の中には養殖筏がきれいに並んでいて、 復興の兆しも見えました。 このおだやかな海があの恐ろしい海と同じ海だとはとても思えませんでした。      


13:50 大船渡の屋台村

[観光客も多いという屋台村]

横丁のように仮設店舗が並び、中央の広場にはピザやスモークの窯などがある屋外テーブルもある立派な屋台村に、一同ワクワク。 お店の大将から、大船渡の住宅事情と、屋台村の現状などを伺いながら、数名に分かれて屋台で、おいしい海の幸をいただきました。 課題や疑問が積もっていく日々ながらも、復興へ向けて力を合わせて一歩づつすすんでいることが伝わってきました。


15:00 仮設住宅

訪問させていただいたのは、ポストや公民館など、集会スペースなども整えられている仮設住宅。 「その分移住するチャンスが他の仮設住宅よりも後回しになるでは」という懸念もあるそうです。
ご自宅とは違い、狭くて窮屈、夏は暑くて冬は寒い・・・。そんな暮しの中にも、少しでも快適に過ごせるようにと、住みやすさやの工夫が 随所に見受けられました。希望を見つける難しさ、働き口、通学の不便さ、日々のストレスとの闘い・・・・ 問題山積ながらも、日々の生活を家族でのりきっているご様子でした。敷地内の空いたスペースでしか遊べない子どもたちのために、 前の敷地を整備して遊び場をつくっているそうです。

[移転先の見通しなかなかたたず]



16:10 奇跡の一本松

7万本の松林の中から奇跡的に倒木を免れ、今では復興支援のシンボルになっている一本松。 厚いコンクリートのユースホステル(休業中)が津波から木を守る役目を果たしたとのことですが、それにしても凄い生命力です。見上げると、青い空をバックにいくつものまつぼっくりがついているのが見えました。
根本には活性剤を撒かれたり、傷ついた幹に菰を捲いたりと、衰弱していく松を守るために色々と手が施されました。 一時的に回復の兆しが見えたものの、地盤沈下で、塩分の高くなった土壌では根を守ることができず、保存のために9/12に伐採される予定。

奇跡の一本松
[今では波もなく穏やかな海]

震災後は一本松近くにさえ行くのをためらっていたという明寛さんと一緒に、新しい仮設堤防の上へ…。松林も砂浜もなくなり、すっかり海岸線は地形が変わってしまったそうで、 海が全てを飲み込んで近くに移動してきたという脅威を感じました。


16:50 気仙中学校

[子どもたちの思い出がたくさんつまった場所]

校庭には、種類別に分けられた瓦礫の山がいくつもありました。 埋められるもの、リサイクルにまわるもの・・・。校舎に目を転じると、とても長くは正視できないほどの状態で 思わず撮影もはばかられるほどの姿。その破壊力を、校舎の前に立つものに見せつけていました。
呆然とする光景の中、掲げられた垂れ幕や設けられた掲示板には前向きな言葉が並んでいました。 この風景の中、子どもたちがどんな気持ちでこれを綴ったかと思うと、胸がつまりました。


17:40 気仙沼 打ち上げられた船

[船の下には車がぺしゃんこに]

岩手県に別れを告げて宮城に入っても、沿岸は同じような光景が続きます。 しかし突然、違和感のある巨大なものが視界をさえぎります。 第十八共徳丸。港から500メートルも内陸に打ち上げられた大きな漁船でした。 震災前は誇らしげに活躍していた漁船が、行き場を失って無残な姿をさらしていました。
海に戻れば活躍できるとはいうものの、その運搬費は5億円。 すでに持ち主は、現役復帰させる事を諦め、気仙沼市は「復興記念公園のモニュメントにする」との考えから、現在も解体・撤去されずに保存されています。
人びとの家をなぎ倒していった脅威が、津波の教訓として残されるのか!?こちらもまた、一本松と同様に象徴としての保存の賛否が波紋を呼んでいるようです。


18:00 気仙沼港

[未だ活気がもどらず]

気仙沼港に近づいてくると、また景色が一変。 津波にやられたままになっているコンクリートやRCの建物がたくさん目にはいってきました。 気仙沼自慢の水産業の復興には、まだまだ時間がかかるのだなという感じがひしひしと伝わってきます。 地盤沈下のため、港が下がり今にも海水がはいってきそうな緊張感さえありました。 観光客もたくさんきた当時の活気あふれる港へ戻るのはいつになるのでしょうか。


18:00 懇親会

ここからは写真館の尾形さんにもご参加いただき、今後のアルバム支援と「夢基金」のありかたについて話し合われました。

●子どもたちのアルバムへの思いは、大人とは温度差がある。
 →押し付けられた「記念」になっては悲劇
●陸前高田に限らず、東北沿岸の各地からの申請を受けるべきか?
 →申請フローを明確にする必要がある。
 →受けるとすれば、その数量をどのように把握するのか?
  どの地域で、何人が何冊のアルバムを必要としているのか?
  これについては、尾形さんに「日本商業写真協会」に連絡をとっていただく予定。
●今後は卒業アルバム支援にフォ-カスする価値があるのかどうか?
 →子どもたちにもっと必要な支援があるのではないか?
●高価な装丁のアルバムの是非
 →データの形での復元は個人情報等の規制
●無料でアルバム復元する業者の危険性
 →無料とうたっているが、実際は金銭を要求される例もある。    
●児童夢基金ブランドのありかたについて。
 →継続の為に「夢基金ブランド」をどう生かしていけばいいのか?
●ノベリティ製作について。
 →ステッカー、缶バッジなどの作成とデザインについて
●真の支援とは?
 →大がかりな事をするより、関係性を深めることに重きを置く    
 →一番大切なのは、忘れてないということを伝えること
●組織論について
 →「夢基金」の組織としてのありかたを見直す時期に来ている

[尾形さんより震災記録資料とDVDをいただきました]

これらの議案や、課題を、現地の方々のお考えも伺いながら、意見を述べ合いました。 また、委員会では伺えない会計監査の草谷さんにも客観的に数々のご意見をいただきました。 今後は、委員会に場を移して、議論を重ねていきたいと思います。
今回の視察にご協力いただいた、現地のみなさまほんとにありがとうございました。

「第2回ホームチャリティコンサート」髙木竜馬 plays FAZIOLI


2012年7月15日(日)児童夢基金ホームチャリティコンサートに、ウィーン国立音楽大学に首席入学の髙木竜馬さんがご協力くださいました。 ウィーンの入学試験で弾き大絶賛されたラフマニノフを演奏。 4つの著名な世界ジュニアコンクールで優勝、TV『題名のない音楽会21』にも出演したジュニア時代。 現在19歳となった竜馬さん、ウィーンからの風を披露してくださいました。
今回のコンサートで集金された全額は「卒業アルバム復元プロジェクト」と「児童夢基金運営費」に配分されます。 また今後の運営として、現地教育従事者と児童および保護者の方々と協議を進め、「現時点での児童への支援と未来の為の支援」を明確化させながら活動の輪を広げてゆく計画です。 みなさまのご参加ありがとうございました。



~ 概 要 ~

◆出 演◆
    髙木竜馬

髙木竜馬 1992年千葉市生まれ。渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に首席合格。現在19歳。 2歳より母の髙木美香から手ほどきを受け、7歳よりエレーナ・アシュケナージ女史に師事、16歳より中村紘子、ミヒャエル・クリスト、アリエ・ヴァルディ各氏に師事。 これまでに、A.セメツキー、S.エーデルマン、T.ゼリクマン、D.タイ・ソン、A.ナセドキン、D.ヨッフェ、A.ヤシンスキー、A.ヒューイット、N.フィッシャー、V.トロップ、G.ツィッターバルト(古楽器)各氏等からレッスンを受ける。 音楽学を三ツ石潤司氏に、指揮法を湯浅勇治氏に師事、小澤征爾氏からレッスンを受ける。 第1回日本チャイコフスキーコンクール小学生の部、モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル12歳以下の部、第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”18歳以下の部、キエフ第6回ホロヴィッツピアノコンクール15歳以下の部で第1位。 ドイツカッセル、モスクワ音楽院大中小ホール、ローマテアトロヴァッレ、ヤロスラブリハーモニアホール、ウクライナ国立フィルハーモニアホール、国立キエフオペラ座、NY・スタインウエイホール、みなとみらい、千葉ぱるる、新国立劇場、紀尾井ホール、千葉県文化会館、ミューザ川崎シンフォニーホール、大阪フェニックスホール、モスクワクレムリン宮殿、サントリー小ホール、ウィーン楽友協会、ウィーンコンツェルトハウス等にて演奏。ロシアヤロスラブリ響、ウクライナ国立フィル、神奈川フィル、東京交響楽団等々と共演。 TV『題名のない音楽会21』、『〈東京の夏〉音楽祭』等に出演。(公財) 江副育英会奨学生。

◆演奏曲目◆
W.A. モーツァルト:ピアノソナタ 第10番 ハ長調 Kv.330
L.V. ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番変イ長調Op.109
J. ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
フランツ・リスト:ペトラルカのソネット 第123番
C.A. ドビュッシー:喜びの島
F.F. ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
S.V. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43より 第18変奏曲 江口玲版
S.V. ラフマニノフ:ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 ホロヴィッツ版

◆日 時◆
2012年7月15日(日)
13:00 開場 14:00 開演 16:00 終了予定

◆場 所◆
東京都大田区中央
(都営浅草線「西馬込駅」下車徒歩10分 又はJR「大森駅」からバス)
※地図等の詳細情報は、お申込み後にメールにてお知らせいたします。

◆料 金◆
大人 3,500円
 ★ワンドリンク、フィンガーフード付き
 ★今回は小学生以下の入場はご遠慮願います。

◆お申込み◆
「お問い合せ内容」に参加人数をご記入のうえ、当サイトのフォームよりお申し込みください。 地図等の詳細情報をメールにてご返信いたします。
※スペースに制限のある、ホームコンサートですので人数に限りがあります。
 お申し込みはお早めに!

~ FAZIOLIのピアノについて ~
FAZIOLI ファツィオリピアノは、完成するまでに約3年の歳月を費やし、35人の熟練した職人により手造りで製作されています。
しっかりとした見事な低音域を持ち、中音域も高音域も全くそれにひけを取らない、上品な音色。 リッチでいて、きらびやかで透明感のあるその音色は、バルトロメオ・クリストフォリが考えたイタリア生まれの理想といわれています。

Yumefund Festival VOL.1「Heart to Heart」~私たちに今できること~


2012年5月13日に「卒業アルバム復元プロジェクト」のためのチャリティイベントが行われました。
 今回は、Sun☆Smileさんと児童夢基金のコラボ企画。 入場者数は275名でスタッフ合わせると、なんと348名の大盛況! 総額は目標を上回る 1,449,337円となり、これより必要経費を差し引いた金額を アルバム復刻資金とさせていただきますことをご報告させて いただきます。
みなさま誠にありがとうございました。当日の様子をレポートいたします。

[開場時間にはお客様が続々と集結]
[石巻の野菜おいしいよ!]

販売コーナーには早くもたくさんの人。
入口横では、目黒大丸さんの産直野菜を販売。復興支援として、津波を被った畑でできた石巻の野菜。 きゅうり、なす、ブロッコリ、ねぎ・・・どれもみなぴかぴか輝いてる元気な野菜たちです。バザーコーナーでは、手作りグッツから食料品など、さまざまな企業や団体、個人の作家の方などにご協力いただいた商品がたくさん並びました。

[どれも素敵で迷っちゃうね]
[これまでの活動のあゆみも展示]

ステージ会場内にも人がたくさん集まってきました。
MICHEALさんの楽しいクラウンと、ピアノ岩崎廉さん ギター稲岡吾郎さん ベース二家本亮介さん ドラム永山洋輔さん フルート小林豊美さんの バンド生演奏で、会場のムードは早くも盛り上がっています。 ステージの開幕が楽しみ!

[子どもたちものびのび]

ご機嫌な生演奏を聴きながら、みなさんドリンク片手に和気あいあい!試食販売の宮崎マンゴーは、ほんとに甘くって絶品のおいしさにみんなびっくりでしたね。 

[ステージ会場内もとっても楽しい雰囲気]

子どもたちは、輪投げやスーパーボールすくい、くじ引きなどのミニ縁日に夢中です。 半被を着た元気なスタッフが盛り上げます。

[真剣に挑戦する子どもたち!]
[ドリンクコーナーも大忙し]

元気な声でポップコーンやキャンディなどのかわいい売り子さんや募金活動など、子どもたちが本当によくお手伝いをしてくれました。
 オークションコーナーには、名画から著名なサイン入りアイテムなど、ご協力いただいたレアグッツがたくさん並んでいます。 競り落とすのはだれかな。

 ステージ会場もすっかり満員になって、 司会の田中謙次さんから紹介されたのは、このイベントの火付け役、我らが青柳由美子リーダー。いよいよステージの開幕です。
 まずはじめは、ナカノマクレーンさんの楽しくて不思議なマジックショー。 こどもたちの参加もあって、場内は笑いと拍手喝采に包まれました。

[さぁ元気に行きましょー!]
[爽やかな笑顔で楽しいマジックの数々]

続いては、川平慈英さんのタップダンスと歌。 まるでミュージカルのワンシーンを見ているようで、すっかりみんな魅了されてしまいました。
 世界的に評価の高いサッカーテクニック指導方法で有名なトムバイヤ―さんは、 一流サッカー選手の興味深い裏話と、なんと日本の演歌を披露! 川平慈英さんとのデュエットもすばらしかったです。 ・・・まさに、このイベントでしか見られない貴重なステージ。

[トムさんの津軽恋女うますぎます!]

川平慈英さんの粋な計らいで、なんと会場にいらっしゃっていた元サッカー日本代表の福西崇史さんが急遽ステージへ。 みんなの大好きなサッカートークが盛り上がりました。プロのサッカー選手も、サポーターの皆さんの応援がかなり心の支えになるんだそうですよ。 心のこもった応援次第で、いつもの何倍もの力がだせるんだとか・・・。まさしく、わたしたちの復興支援もそうありたいものですよね。

[素敵なJAY’S WORLD]
[サッカー界もびっくりの顔ぶれ]

高級店お食事券をはじめとする、豪華賞品が当たるビンゴ大会の後は、夢のセッション。 数々のスターのビックステージを指揮してきた音楽監督 門司肇さんと、あのカシオペアのリーダー野呂一生さんの登場です。 みんなで歌える「上を向いて歩こう」をしっとりと、盛り上がる「バンバンバン」の2曲を 聴かせていただきました。豪華なおふたりの競演です。

[みんなでLet’s ビンゴタイム]
[ついに実現!夢のセッション]

そしていよいよ、Yumefund Festival テーマソング作りへ。 会場のみなさんからいただいた、5文字と7文字のワードを引いて、音楽監督 門司肇さんにご協力いただいたメロディにのせていきます。 少しづつ形になっていく歌詞を素敵な歌声で誘導してくださるのは、福西崇史さんの奥様 直子さん。 本当にうまく歌詞がつながるのか、スタッフも半信半疑だったのですが、なんとこれが見事に1発でどんどんつながって3番まで完成。
 入口で撮影したみなさんの笑顔の写真をバックにゲストやお客様、スタッフ、お子様からおじいちゃまおばあちゃままで、みんなで大合唱しました。 このイベントでの素敵な出会いが、こんなにすばらしい歌となって本当に感動です。

[会場の一体感もますます高まってきました]
[素敵なワードばかり!]
[会場みんなで歌いました]
◆テーマソング映像へ寄せられたメッセージ
・どの写真からも温かい人柄がうかがえ胸がジーンと熱くなりました。
・涙がでて止まりません。なんてすばらしい歌なのでしょう!
・何度も聴いてしまいます!
 たくさんの笑顔の写真、あのメロディが頭から離れなくなります。
・感動でウルッといたしました。
・5月13日を思い出しました!またぜひ参加させてくださいね。
・素晴らしい映像を作っていただきまして本当にありがとうございました!
 出来上がった映像は、とてもとても感動しました!
・グレート!素晴らしいです!お疲れ様でした
・拝見しました!素敵に仕上がっていますね。まさか自分まで出ててびっくりしました!
・当日の盛り上がりや感動がよみがえってきました。
 いらした方々も, みんなすばらしい会だとおっしゃっていましたよ。
・家族みんなで見ました。
 ホントにうまくつながって・・・すごいですね。鳥肌たっちゃいそう。
・児童夢基金の活動に関われたことに心から感謝します。

会場にこれなかったゲスト 野口健さん、北澤豪さん、コロッケさんから届いた、素敵な映像メッセージを紹介。 三井ゆりさんは、旦那様 野口五郎さんが実際に被災地に行かれて感じられた熱いメッセージを朗読くださいました。 児童夢基金の活動へご賛同いただき贈られた心からのエールに、たくさんの熱いパワーをいただきました。
 そして最後に、児童夢基金 実行委員長 高岡哲郎よりごあいさつと、評議員 小笠原ちとせより「卒業アルバム復元プロジェクト」の報告。 みなさまのご協力で、卒業アルバムを再び手にできた子どもたちの喜びと、 卒業アルバムの復元にはまだまだお金がかかる現状の報告がありました。  

[感動のメッセージをいただきました]
[児童夢基金からの寄付で復元したアルバムを紹介]

[最後はみんなでフィナーレ]

ご参加いただいたみなさん本当にどうもありがとうございました。
 たくさんのみなさんのご協力で、総勢 348名 / 総額 1,378,300円の すばらしい成果を残すことができました。 総額より必要経費を差し引いた金額を アルバム復刻資金とさせていただきます。
 たくさんの子どもたちが、再び卒業アルバムと一緒に多くの希望と生きる力を手にすることができるよう 児童夢基金では、「卒業アルバム復元プロジェクト」を続けてゆきます。 今後とも多くの皆さんのご理解とご協力をよろしくおねがいいたします。


何度も打ち合わせを重ね、事前準備に追われてきたスタッフたち。
いよいよ当日、たて込み、仕込み、リハーサル・・・ゲストの皆さんと たくさんの裏方スタッフたちが一丸となってイベントを支えてくれました。 みなさんの笑顔とパワーはほんとに素晴らしかったです!心から感謝。

児童夢基金、Sun☆Smileをはじめ、それぞれのみなさんの今後の活動にも是非注目!
今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
そして今回のイベントでアルバム復元資金を目標の100万円を達成することができました。 これもひとえに、たくさんの方々のご協力の賜物です。みなさま本当にありがとうございました。実行委員一同心より御礼申し上げます。

<収入>
①チケット大人3000円×189名
中人2000円×  9名
小人 500円× 84名
627,000
②オークション7点114,000
④縁日スーパーボールすくい・輪投げ・くじ引き29,700
⑤販売石巻野菜・宮崎マンゴー
寄付品、手作り品
ドリンク、スナック
200,450
361,600
45,550
合計1,378,300

<支出>
①仕入高石巻野菜、宮崎マンゴー
手作りみそ
ペンダント
陶器
販売商品材料費
小計①
182,450
5,756
8,500
6,900
23,370
226,976
②消耗品費封筒
額(630円×19台)
ビンゴカード
販売用ビニール袋
電池
テープ、模造紙
オークション、ビンゴ諸費用

値札シール
小計②
715
11,970
630
4,995
498
2,178
2,520
1,500
420
25,426
③事務用品費コピー
小計③
470
470
④賃借料会場費
音響機材代として
小計④
29,400
20,000
49,400
⑤保険料イベント保険
小計⑤
12,000
12,000
⑥車両費駐車場代3台分
小計⑥
5,400
5,400
⑦通信費切手
通信
小計⑦
3,090
6,000
9,090
⑧支払い手数料振込手数料
小計⑧
1,470
1,470
⑨広告宣伝費チラシ
パンフレット
小計⑨
4,340
3,330
7,670
⑩会議費レンタルルーム
ゲスト分
小計⑩
3,300
27,500
30,800
合計368,702

収入1,378,300円
支出368,702円
アルバム復元資金1,009,598円

募金箱38,529円
寄付金36,500円
児童夢基金サポート資金75,029円

このプロジェクトは、現地からの強いリクエストにより 引き続き活動にご賛同いただけるみなさまがたかたからの募金を受付ております。みなさまのご理解とご協力をおまちしております。今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。

福島の生徒たち企画のイベントにキャンドルスタンド500個寄贈


2011年12月17日郡山ザベリオ学園の生徒たちが企画したクリスマスイベント「smile for all」が無事に開催されました。
メッセージを込めたキャドルに灯をともし、福島に住む私たちの気持ちを一つにしよう!そして、他府県からのメッセージをスタンドに書いてもらい、「つながり」を感じたい!という生徒たちの願いがこもったイベントです。
児童夢基金が12月3日 に視察訪問をした際、借りられるはずだったキャンドルスタンドがキャンセルになってしまったということを知り、 500個相当のキャンドルスタンド代金60,000円を支援いたしました。
 郡山ザベリオ学園より届いた、キャンドルナイトの様子と先生からのメッセージをご紹介します。  

◆◆◆郡山ザベリオ学園中学校の先生からの メール ◆◆◆ 
お世話になっております。 昨日、極寒の中ではありましたが無事キャンドルナイトを開催できました。 感謝申し上げます。
 キャンドルホルダーですが、キャンドルナイト事務局、キャンドル工場、様々な 手違いもあり、当日の午後3時に届くという状況で本当に最後まで出来るのか 心配しながらの一日でした。 そのため、事前にほとんどメッセージを書くことができないままでしたが、 本当に寒い中、生徒たちが手伝ってくれたので4時に間に合いました。 子どもたちも、多くのつながりの中にいる!ということを実感できたからこそ 寒い寒い!と言いながら笑顔でお手伝いしてくれたのだと思います。
 とりいそぎ、何枚か写真を添付させていただきます。 写真展もふくめ、当日の様子はもう少し整理してから、またご報告できたら と思います。
本当にありがとうございます。みなさまによろしくお伝え下さい!

郡山ザベリオ学園「smile for all」が、カトリック新聞 2012年1月1日の紙面に取り上げらました

◆◆◆ 福島へのメッセージ ◆◆◆
震災から1年後「郡山ザベリオ学園」の生徒が企画するイベント「smile for all」に贈る、たくさんのメッセージが集まりました。 ホームページや各実行委員の手を通じ、当初の目標の500を大幅に上回る833通に!
ホームページからご参加いただいたかたの分は、実行委員がひとつひとつ丁寧に代筆させていただき、みなさんの想いがこもったメッセージは、イベントの開催される、3月1日~9日に間に合うよう、2/22に郵送にて送らせていただきました。

メッセージの送付には、沖縄在住の城野里江さん・理知さんよりご寄付いただいたカラフルな切手を活用させていただきました。
このような切手や商品券など、現金以外のご支援も大歓迎。
とても助かります。本当にどうもありがとうございます。


2012.3.6
お礼のメールが届きました

世話になっております。 お変わりなくお過ごしでしょうか。 たくさんのメッセージ、手元に届きました。
遠くは沖縄の中学校から・・・と驚きました。 生徒たちと、キャンドルホルダーに一つ一つ貼りながら 「すごいね!うれしいね!」と感動いたしました。
小学校もほとんどがインフルエンザによる学級閉鎖であったり、 連日の大雪の影響で、キャンドルを灯すことはできていませんが、 幼・小・中それぞれのスペースにホルダーを置かせていただいています。 中学校は毎日目にすることができる生徒玄関棚に置いています。 一日の始まり、終わりに目にするメッセージに改めて力づけられていま す。
関係の方々に、お礼申しあげます。 まずは中学校の写真ですがお送りします。 (携帯なのであまりきれいではありませ んが)
郡山ザベリオ学園中学校

郡山ザベリオ学園中学校

福島の復興状況を視察・郡山ザベリオ学園訪問


2011年12月3日、福島にて東北大震災の復興状況を視察。

郡山に向かう前に海岸線(松川浦アリーナ)を走る
海岸線は線量低め 0.056mcsv/h
しかし、3.11の地震がどんなに凄い規模だったのか、まるで人間の無力さを天から笑っているのではないか・・・ そう思わせる惨い状況が続きました。

[生々しい傷跡がのこる]

全く手つかずのまま斜めになっている家屋、船が玄関につっこんだまま、いつ帰宅できるかわからない主を待つ家・・・
震災後ここでみなが暖をとったと思われるブルーシートの仮設避難所 ぺちゃんこになった自動販売機。一階部分だけがごっそり裸になった鉄筋コンクリートのビル・・・
原発の対応で、この場所の復興までまだとても手が回らないのだろうかとさまざまな思いがよぎりました。

[本当の復興はいつ?]

郡山ザベリオ学園訪問 0.30mcsv/h
事務長 大堀由美子さん、中学校教諭 橋本晶子さんが迎えて下さいました。

○幼稚園から中学まであるこの学園は、原発の影響を心配し、転校する生徒が
 後を絶たない。
○幼稚園はいまだ外遊び禁止。中学の保護者からも、できるだけ外に出さないで欲しい。と要望がある。

[一人ひとりが輝いて生きる教育を目指すザベリオ学園]

打ち合わせ中にソフトテニス部の女子中学生数人が挨拶にきてくれました。
「東京からわざわざありがとうございます」と、本当に屈託のない笑顔が印象に残ります。
震災から8カ月がたった今、生徒たちは様々な気持ちをようやく表現できるようになったそうです。 模造紙に書かれていた生徒たちの「8カ月の思い」その心の叫びは・・・。


他府県に引っ越す友達を「がんばってね!」と見送ってきたけれど、
本当に頑張らなければいけないのは、ここに残る私たちなのではないか・・・

   私たちここにいていいの?
一人二人と友達がいなくなる中で、不安が募る

   孤立していくのでは・・・
『私たちはここにいます』

◆「つながり」「絆」「希望」「光」
ザベリオ学園では、生徒たちの発案で、12月17日にクリスマスイベント 「smile for all」を開催することになっているそうです。 メッセージを込めたキャドルに灯をともし、福島に住む私たちの気持ちを一つにしよう! そして、他府県からのメッセージをスタンドに書いてもらい、「つながり」を感じたい!という願いです。

[生徒たちの想いがカタチになるイベントです]

・・・しかし、問題が発生していました。
「借りられるはずだったキャンドルスタンドが今になってキャンセルになってしまい、どうしたらいいか途方に暮れているのです。 来年3月11日にもこのキャンドルを灯したいと考えているのですが、あちこち手を尽くしてもなかなか手に入らないのです・・」
涙ながらにお話しされる橋本晶子教諭の姿を見ながら「児童夢基金」で早急に動けば間に合うのでは・・と考えました。

すぐに、心あたりのある事務所の協力を得られることが確認でき、500個相当のキャンドルスタンド代金60000円を「児童夢基金」で支援させて頂くことに・・・。

12月17日納入までに東京からメッセージを集めることは厳しいので、今回のキャンドルナイトでは、ザべリオ学園の生徒にメッセージを書いてもらい、 来年3.11の点灯の時に東京からメッセージを贈ることになりました。

◆今回の福島視察を終えて・・・  今回、直前のハプニングもあり、内心とても不安な道中でしたが、福島訪問を終えて、 放射能の不安と恐怖の中で暮らされている方々と、遠くはなれて暮らすわれわれの根本的な違い。そして現地の中学生が感じている「見捨てられてしまうのではないか」という恐怖心。 本当につらい状況でも懸命に生きて、その現状を受け入れていく人々。 なにがわれわれの使命なのか・・・ ・・・もしかしたら、「つながり」を持ち続けることが、今後の一番の課題なのではと感じました。 あなたは、一人ではないよ
だれかが必ずあなたをみています・・・
「福島」♥「東京」そして、全世界へ・・・
伝えたい思いがたくさんたくさんあります
「児童夢基金」として、 これからゆっくりと、そして確実に、私たちらしく出来ることを見つけていきたいと感じました。 ぜひ皆様からの伝えたい気持ちをお寄せください。
事務局:青柳由美子

◆◆◆ 福島へメッセージを送りました ◆◆◆
児童夢基金では、「郡山ザベリオ学園」の生徒が企画するイベント「smile for all」で、キャンドルスタンドの資金を援助するとともに、震災から1年後の2012年 3月11日に間に合うよう、833通のメッセージを贈りました。 みなさまからの暖かいことばをありがとうございました。
・2012/2/22 833通のメッセージを送付
・2012/3/06 福島よりお礼のが届きました

「福島!元気に遊ぼうプロジェクト」児童施設に遊具を寄贈


2011年12月3日に「福島!元気に遊ぼうプロジェクト」で、子どもたちに遊具。 震災後、福島県では原発の影響で、屋外での活動が制限されている地域がたくさんあります。 今回は、福島の子どもたちに、限られた時間をおもいっきり遊んでもらうためのプロジェクトです。
 まずファーストステップは、養護施設「福島県相馬市立愛育園」。 原発から30Km圏内に位置し、2時間しか外で遊ぶことができないため、人気の遊具には順番待ちの列が続いているそうです。 現場の先生方からのご意見もいただき、今回は子どもたちが大好きな一輪車とホッピングを贈りました。
 

[未だ大変な現状のお話を伺いました]

[新品の遊具に目を輝かせるこどもたち]



2011年12月3日
出発前にアクシデント発生!高岡会長がギックリ腰発症したため、止む無く直前に参加を断念することに。 会長から、託された線量計でポイントごとに計測記録するように依頼を受け、非常に心細い中早朝に都内を出発しました。
【参加者】
 委 員:青柳由美子・山段晴揮
 協 力:山段晶子様
04:40
世田谷出発 0.05mcsv/h 雨模様 東北自動車道路
福島西で降りる
途中山間部の霊山子供パーク通過時線量計測0.43csv/hソ連製線量計では警告ゾーンに! 一同かなり不安な気持ちに・・・。
11:00
相馬愛育園着 0.07mcsv/h
園長 木下旬氏、次長兼指導係長 岡田泰子さん、指導員 荒博史さんが迎えて下さいました。

○震災直後は車数台を用意し、約2週間は、いつでも子どもたちを安全な場所に
 避難させられるよう緊張していた
○市立の養護施設のため、ありがたいことに支援はあちこちから話がある
○園庭の土は除染したが、まだ完全な状態ではないため、水はけが悪く雨が降ると
 まるで池のような状態。 あと数センチ分の土が必要だが、現在土の値段が高騰。
 簡単に追加できる状況ではない。
○外遊びは一日1~2h ストレスがたまった子どもたちにもめごとが増えた etc…


今回の児童夢基金から搬送した『1輪車8台 ホッピング5台 そして、株式会社カシマヤ製作所 西上 茂氏から寄付された、縄跳び170本、ボール41個』の一部をお持ちすると、子どもたちから歓声が・・・! その笑顔は、東京から不安を募らせていた私たちに大きな勇気と元気をくれました。
帰宅後にも、指導員である荒さんより電話がありました。 「来てくれて、涙が出そうに嬉しかった。本当に本当にありがとう!」 一日の疲れは、彼の涙でかすれたこの言葉ですべてきれいに洗い流されました。

◆後日届いた御礼状
初冬の候、児童夢基金 様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、愛育園の園児たちに一輪車等をいただき心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
いただきました一輪車は園児たちの遊具として利用させていただいております。
現在、在園の子どもたちは、二十八名でございますが、全員元気に勉強やスポーツに 励んでおりますことをご報告申し上げます。
今後とも、園児に対し、暖かい励ましのお声をおかけいただければ幸いに存じます。
終わりに児童夢基金様のますますのご発展をご祈念申し上げ、このたびのご厚情に対し 書中をもちましてお礼といたします。
敬具
平成23年12月15日
相馬市立 相馬愛育園長