「福島!元気に遊ぼうプロジェクト」児童施設に遊具を寄贈 | 児童夢基金
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「福島!元気に遊ぼうプロジェクト」児童施設に遊具を寄贈

                                               

2011年12月3日に「福島!元気に遊ぼうプロジェクト」で、子どもたちに遊具。 震災後、福島県では原発の影響で、屋外での活動が制限されている地域がたくさんあります。 今回は、福島の子どもたちに、限られた時間をおもいっきり遊んでもらうためのプロジェクトです。
 まずファーストステップは、養護施設「福島県相馬市立愛育園」。 原発から30Km圏内に位置し、2時間しか外で遊ぶことができないため、人気の遊具には順番待ちの列が続いているそうです。 現場の先生方からのご意見もいただき、今回は子どもたちが大好きな一輪車とホッピングを贈りました。
 

[未だ大変な現状のお話を伺いました]

[新品の遊具に目を輝かせるこどもたち]



2011年12月3日
出発前にアクシデント発生!高岡会長がギックリ腰発症したため、止む無く直前に参加を断念することに。 会長から、託された線量計でポイントごとに計測記録するように依頼を受け、非常に心細い中早朝に都内を出発しました。
【参加者】
 委 員:青柳由美子・山段晴揮
 協 力:山段晶子様
04:40
世田谷出発 0.05mcsv/h 雨模様 東北自動車道路
福島西で降りる
途中山間部の霊山子供パーク通過時線量計測0.43csv/hソ連製線量計では警告ゾーンに! 一同かなり不安な気持ちに・・・。
11:00
相馬愛育園着 0.07mcsv/h
園長 木下旬氏、次長兼指導係長 岡田泰子さん、指導員 荒博史さんが迎えて下さいました。

○震災直後は車数台を用意し、約2週間は、いつでも子どもたちを安全な場所に
 避難させられるよう緊張していた
○市立の養護施設のため、ありがたいことに支援はあちこちから話がある
○園庭の土は除染したが、まだ完全な状態ではないため、水はけが悪く雨が降ると
 まるで池のような状態。 あと数センチ分の土が必要だが、現在土の値段が高騰。
 簡単に追加できる状況ではない。
○外遊びは一日1~2h ストレスがたまった子どもたちにもめごとが増えた etc…


今回の児童夢基金から搬送した『1輪車8台 ホッピング5台 そして、株式会社カシマヤ製作所 西上 茂氏から寄付された、縄跳び170本、ボール41個』の一部をお持ちすると、子どもたちから歓声が・・・! その笑顔は、東京から不安を募らせていた私たちに大きな勇気と元気をくれました。
帰宅後にも、指導員である荒さんより電話がありました。 「来てくれて、涙が出そうに嬉しかった。本当に本当にありがとう!」 一日の疲れは、彼の涙でかすれたこの言葉ですべてきれいに洗い流されました。

◆後日届いた御礼状
初冬の候、児童夢基金 様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、愛育園の園児たちに一輪車等をいただき心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
いただきました一輪車は園児たちの遊具として利用させていただいております。
現在、在園の子どもたちは、二十八名でございますが、全員元気に勉強やスポーツに 励んでおりますことをご報告申し上げます。
今後とも、園児に対し、暖かい励ましのお声をおかけいただければ幸いに存じます。
終わりに児童夢基金様のますますのご発展をご祈念申し上げ、このたびのご厚情に対し 書中をもちましてお礼といたします。
敬具
平成23年12月15日
相馬市立 相馬愛育園長

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