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感動体験の重要性

今、日本では、所得格差が広がり、相対的貧困により教育の機会を得られなかったり、家族で過ごす当たり前の食事ができなかったりする子供が150万人(6~7%)以上もいます。そうした 子供たちを支援する輪は広がっているのですが、辛い気持ちでいる子供は経済的に貧しい子供ばかりではありません。

近年、日本の子供は他の先進国や、韓国中国の子供に比べ、自己肯定感が低い傾向にあることが問題視されていなす。社会の規範意識等は、圧倒的に高いのですが、周囲に気を使い、自らの意見を堂々と述べられない、画一的な考え方に同調しやすく、創造性が乏しい等、民族的で伝統的な弱みとなっています。また、そうした精神構造は、楽しく前向きに生きることや、大きな夢を描くことなどを阻害していると思われます。
自肯定感が持てない要因としては、幼少期から青年期にかけて、感動体験の不足が指摘されています。多様な表現、様々な価値観を、実体験する機会が少なく、また、そのような機会が提供されたとしても、保護監督下において実施され、異論を許容しない雰囲気に、自由な思いを阻害していることが少なくないことが指摘されています。九州大学の研究によれば、感動体験は、自己効力感と自己肯定感を高めることを立証しており、国立青少年教育進行機構の、「体験の風をおこそう」や、内閣府の「若者白書」においても、概ね同義な内容が語られています。子供たちが夢を広げていく過程において、自己肯定感は大変重要な意識であり、そうした精神状態を生むための感動体験の機会を得ることは、さらに重要であると考えています。

児童夢基金は、自然と戯れる、遊びを創造する環境を整える、ミュージカルを鑑賞する、歌を楽しむ、ダンスを踊る等など、観たり、触れたり、身体を使ったり、伸び伸びと楽しみながら、多様な素晴らしいものに触れるチャンスを提供することで、感動する機会を増やし、豊かな心の素となることや、自肯定感が高まることで、夢が広がっていくことを期待して支援活動を行っています。
私たち児童夢基金は、子供たちの夢が広がる支援として、より多くの感動体験の機会を提供していきたいと思っておりますので、ぜひご協力をお願い致します。


本文は以下の論文等を参考に記述しております。

◆国立青少年教育振興機構「体験の風をおこそう」運動
 子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題:文部科学省

◆自己認識|平成26年版子ども・若者白書(全体版) - 内閣府

◆自己肯定感・自己有用感の考え方と育み方 ‐文部科学省 国立教育政策研究所

◆九州大学大学院人間環境学府 児童期の感動体験が自己効力感・自己肯定意識に及ぼす影響